Head-Direct HiFiMAN RE-ZERO
<過去LOG2から転載+α>

2010/7/11:


Head-Directのイヤホン、HiFiMAN RE-ZERO。

またHiFiMANです。イェイ。

4極ミニプラグで、昔のSHARPのポータブルMD用のイヤホンと同じようなプラグ。アサインも同一なのかどうかは自分は知りません。
(個人的には、あんまり4極には興味はないのです。ゴメンナサイ。)

えーと・・自分としてはムラがありすぎな気もするHead-Directの製品群ですが、
イヤホン/ヘッドホンは結構好きです。
(なお、イヤホン/ヘッドホンは故障が多いとか報告もHead-Fiなんかにあるようですが・・・
 自分は今のところハズレはひいていないので良く分かりません。なんにも知らないなあ俺。)

で、このRE-ZEROですが、俺感想としてはナカナカに好きな音です。
外で使うには
若干高音寄りで線が細い音という気もしますが、スッキリして明瞭な感じはナイスだと思いまーす。

・・・そんなおいらのたわごとはどうでも良いとして、周波数特性を取り急ぎ測ってみますた。


【周波数特性】Head-Direct/HiFiMAN RE-ZERO

いや。これはなかなかグッドな周波数特性(俺主観)。GJGJ。
他の測定は、なんか今日は蒸し暑いので省略。

・・・う〜む。
それはともかく、ますます俺評価が混沌としてしてきたぞ、Head-Direct。


【追加グラフ1】インピーダンス(装着時)

インピーダンスは15Ω程度。ダイナミック型らしく比較的フラットなインピーダンス。

【グラフ1】の周波数特性のピーク位置とほぼ同じ3箇所で共振が見えてます。(2kHz、5kHz、9kHz) 

【追加グラフ2】インパルス応答 
 RE-ZERO  
<参考>
ER-4P 
 

過渡応答も、なかなか優秀な部類ではあるように思います。
(過渡応答が非常に良いER-4Pと比べてしまうと見劣りはしてしまいますけれどね)


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俺感想追加(2010/11/23)

今聴いても音はなかなか良いです。

自分の場合、付属のイヤチップではきちんと密閉出来ずに、低音が抜けてしまいましたが

Monster IE用のイヤチップ(ほぼサイズが合うが少し抜けやすいので注意)やコンプライなど使って密閉度を高めると、
グラフの通りのER-4Pの高域を少しだけ強くしたスッキリ綺麗風な音でいい感じです。
特に高域のピーキーさがギリギリの線で踏みとどまっており、なんとかお上品になっているのは良い点と思います。
ただしバリバリの解像感とは感じないので、やはりグラフのとおり高域は12〜13kHzまでで頭打ちな様子あり。
とはいえ全体としては好ましい印象であることには違いなし。

さて、結構高評価なRE0ですが、以下の点からあまり使わなくなってしまいました。
<短所>
(1)自分の場合ハウジングのコードの付け根が邪魔で耳に装着しにくい。
(2)4極プラグ→3極変換アダプタが、DAPで使う時に少し煩わしい。
(3)高音の伸びがもう一歩で惜しい。15〜16kHzあたりまで踏ん張れば文句なしとなったでしょう。


HiFiMANのDAPは品質や音質的に如何なものかと思いますが、
イヤホンやヘッドホンは今までのところ結構いい感じのように思います。


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