beyerdynamic DTX 100
2009/8/23(9/12一部内容追加)


【写真1】beyerdynamic DTX100外観

下側にポート(穴)がありますね。

俺イヤーによるひとくち感想:
結構低音寄りでウォーム。迫力あり。サ行のキツさはそれなりにあり。
しかしながら10kHz以上の高音はかなり控えめに感じ伸びは今一歩。ちょっとモコモコしてる感じ。
例えばアコースティックギターなんかの鮮度を楽しみたい向きにはちょっと物足りないかも。

・・・・いいのか俺。こんな適当な感想で。
 


【グラフ1】 beyerdynamic DTX 100 vs ER-4Pの周波数特性比較(stimuli=LogChirp@48kHzSampling,64kLength)
赤:DTX 100、灰色:ER-4P

Fsは約1.8kHzにみえます。Fsより上のレゾナンスによるピーク(6kHz、10kHzあたり)はそれなりに派手な様子。
一般的かつ定性的な傾向にすぎませんが(そして単に憶測でもあります)、密閉度の高いBA型のドライバとくらべれば、
ダイナミック型のドライバは前面・背面圧力を平衡に保つためのポートやら何やらがあいたりしてますので、比較的共鳴は出やすい構造なの
かもしれませぬ。


【グラフ2】インピーダンス beyerdynamic DTX 100
   

ダイナミック型らしくインピーダンスはそれなりにフラット。DC抵抗は12.5Ω程。Fsは1822Hz。比較的低めの設定かしらん?。これより上の高域はレゾナンスで音圧稼いでいるのかも。
Q値も低そうだし素直なのでアンプは選ばなさそうな雰囲気っすね。


 【グラフ3】CSD beyerdynamic DTX 100
DTX 100(左:2.46msec/30dBレンジ、 右:24.6msec/50dBレンジ)
   

6kHz、10kHzのレゾナンスがそれなりに目だっておるようです。




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