audio-technica ATH-CK30LG
(2010/7/9)

語学学習用のイヤホンです。
『英語など外国語の聞き取りにくい音声を強調して聞ける「トレーニングモード」搭載』

『外国語特有の周波数帯を持ち上げ、他の周波数帯を抑えることで、リスニングなどの練習ができます。』
・・・とのこと。

学習しないにも関わらず興味本位で購入。
あ〜・・ジュトジュデニジュ?


しかし『外国語特有の周波数』って
ものすごく大雑把にひとくくりなのもちょっと謎です。
第二外国語まででも、英語、仏語、独語、スペイン語、中国語、ロシア語と色々ありますが
・・・全部いけるのかと。(難癖)

【写真1】

アンプ兼イコライザー付き。TRAININGがOFF時は電池不要で動作するのはナイス。
イヤホン部分はATH-CK31/32と同じかな?


どの辺りを持ち上げたり、抑えたりしてるのか興味津々。

【グラフ1】トレーニングモード時と通常時の周波数特性比較

むむ。ちょっぴり分かりにくいので、差分を計算させてみましょう。
・・・それにしても通常時(非トレーニング時)でも、低音出てないよなあ・・・このイヤホン。

【グラフ2】トレーニングモード時のイコライジング

100Hz以下は環境ノイズの差ですので無視してくださいな。
これを見ると、
概ね200Hz以下と5kHz以上をカットしているようですな。
逆に言えば300Hz〜4kHz辺りを強調してる、って感じかな。


iTunes(iPod)で言えば、「Vocal Booster」の強調の仕方とよく似てはいますが、
ATH-CK30LGの方が、より強く強調している様子。(【グラフ3】)


【グラフ3】<参考>iTunes(iPod)で似た効果のイコライザ「Vocal Booster」


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